「とりあえず全部DeepLに突っ込んでる」って人、多いと思うんだけど、実はちょっと使い分けるだけで“変な日本語”が減るし、作業も早くなるのよ。
ここでは
- Google翻訳
- DeepL
- ブラウザ翻訳(Chromeとかの右クリック翻訳)
- おまけ:会議・字幕のリアルタイム翻訳
この4種類を「これのときはこれ!」で決めていくわね。
Google翻訳:とりあえず意味を知りたいときの即席ラーメン
向いてる用途
- すぐ意味が知りたいだけ
- いろんな言語が混ざってる
- スマホでもPCでもサッとやりたい
Google翻訳の強みは「とりあえずもう訳してくれるから黙って見て」というスピード感。対応言語も多いから、英語以外(スペイン語とか東南アジアの言語とか)が混ざってても、とりあえず読める形にしてくれる。
使い方のコツ
- おかしい日本語が出たら、元の文を短くしてもう一回投げる
- 固有名詞(サービス名とか会社名)は訳させない
- スマホアプリのカメラ翻訳も地味に便利(PDFや画像に強い)
「意味がわかればそれでいい」「今すぐ読みたい」ならGoogle。味噌汁レベルの手軽さ。
DeepL:きれいな日本語で出したいときのちょっといいやつ
向いてる用途
- メールの文面をちゃんとした日本語にしたい
- ブログや資料に載せる文を訳したい
- 英語→日本語/日本語→英語がメイン
DeepLはとにかく日本語がなめらか。ちょっとした接続詞とか、語尾の雰囲気が人間寄りになるから、そのままコピペしてもバレにくい。
ただし「ページまるごと」を一瞬でやるのはそこまで得意じゃないから、“文単位で磨く”ときに使うのが正解。
使い方のコツ
- 長すぎる文は2~3文に分けて送ると精度が上がる
- 出てきた日本語の固有名詞だけ自分で直す
- 日本語→英語もわりと自然だから、返信メールにも使える
「ちょっと上品にして」ってときはDeepLに一回通してから自分の口調に戻すと、一番ラクよ。
ブラウザ翻訳(Chromeの右クリック):長いページ読むときのゴリ押し係
向いてる用途
- 英語の長い記事をまとめて読みたい
- SaaSの管理画面がぜんぶ英語で泣きそう
- 1ページまるごと日本語になってればいい
ブラウザ翻訳の強みは「ページ全体を一瞬で日本語にする」こと。精度はDeepLほどじゃないけど、UIやボタンの意味が分かれば進める場面って多いでしょ?そういうときは細かく訳すよりも、見えてる部分ぜんぶ日本語にするほうが早い。
使い方のコツ
- おかしいところだけ元の英語に戻して確認する
- 毎回翻訳したいサイトは「常に翻訳する」にして手間を減らす
- 翻訳して崩れたレイアウトは気にしない(そういうもん)
つまり「読む量が多いときはブラウザ翻訳で一網打尽→大事なところだけDeepL」ってやると効率がいいのよ。
おまけ:会議や動画のリアルタイム翻訳は“だいたい分かればOK”で使う
ZoomとかGoogle Meet、YouTubeの自動字幕の翻訳って、正直100点じゃない。でも**「何について話してるか分かる」レベルには連れてってくれる**から、会議で完全に迷子になるのを防ぐにはめちゃ便利。
使い方のコツ
- 相手に「ちょっとゆっくり話してもらえますか」と言う(マジで精度が上がる)
- 重要なとこはあとでチャットでもらう
- 訳がおかしくても“方向性だけ掴めたらOK”ってマインドで見る
これは「翻訳に頼る」というより「翻訳に肩を貸してもらう」くらいの感覚で使うとストレスが少ない。
どれ使えばいいか一発で決める早見表
- すぐ意味だけ知りたい → Google翻訳
- きれいな文で残したい → DeepL
- ページごと日本語にしたい → ブラウザ翻訳
- 会議で迷子になりたくない → リアルタイム翻訳(Zoom/Meet)
これだけ覚えておけば、もう「全部DeepLに入れてなんか違う…」ってならないはず。
翻訳ツールは“王を1人決める”んじゃなくて、“シーンごとに使える友だちを呼ぶ”ってイメージでいくと一番楽よ。


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