先に結論:音(マイク)>照明>カメラの順で整える。ソフトはOBSでOK。最初は720p / 30fpsから。
まずは機材 ―― 音が9割
マイク(最優先)
- USBコンデンサーマイク:PCに挿すだけ。3,000〜8,000円台で十分。
例)FIFINE/K669系、Maono、Blue Snowball など - 選ぶポイント
- 単一指向性(自分の正面の音だけ拾う)
- ミュートボタンと音量つまみがあると運用が楽
- 置き方
- 口元から15–20cm、ポップガード(またはウレタン風防)を付ける
- 机の振動を拾わないようアーム or ショックマウントが理想(後回しでもOK)
ヘッドホン/イヤホン
- ハウリング防止用に必須。なんでもいいけど遅延の少ない有線が安定。
カメラ(顔出しするなら)
- PC内蔵で足りる。画質を上げたいならフルHDのWebカメラ(5,000〜12,000円)。
- 顔出ししないなら**静止画(アイコン)**で十分。OBSに画像を置けばOK。
照明(コスパ最強)
- まずはデスクライトを顔の斜め45°から。影が柔らかくなれば勝ち。
- 余裕が出たらリングライトや小型LEDを1灯追加。
ネット回線
- 上り(アップロード) 5Mbps以上が目安。
- 不安ならLANケーブル直結。Wi-Fiは5GHz帯を使う。
PCの目安
- ノートでも大丈夫。Core i5/Ryzen 5(第8世代以降)+8GB以上なら720p配信はだいたいOK。
- 同時に重いゲームやエンコードをしない限り、まずは今のPCで試す。
配線と設置のミニTips(いきなり効くやつ)
- マイクは口の正面、できれば口より少し横(ポップ音対策)
- 入力レベルは大きすぎない:のちほどOBSで**–10〜–6dB**を狙う
- カメラは目線の高さ。下から煽ると誰でも疲れて見える
- 部屋の照明は背中側に置かない(逆光で真っ暗になる)
ソフトはOBS一択(無料&定番)
OBSのインストール〜自動設定(3分)
- OBSを入れて起動 → 初回ウィザードで**「配信の最適化」**を選ぶ
- 解像度:1280×720(720p)、フレーム:30fpsでスタート
- ビットレート目安:2500〜3500kbps(回線に合わせて後で上げ下げ)
OBSの“最小構成”を作る(5分)
- シーン:『配信画面』を1つ作成
- ソースを追加
- 「映像キャプチャデバイス」:Webカメラ or 画像(顔出ししない人)
- 「画面キャプチャ」:画面共有する場合
- 「音声入力キャプチャ」:マイクを選択
- 音量調整
- 発声してマイクのメーターが–10〜–6dBになるよう、マイクゲイン or OBSの音量スライダーで調整
- うるさい環境なら、フィルタ → ノイズ抑制・コンプレッサをON
配信先の設定(YouTube例)
- YouTube Studio → ライブ配信を作成 → ストリームキーを発行
- OBS → 設定 → 配信 → サービス=YouTube → ストリームキーを貼る
- 配信開始でテスト(公開範囲は限定公開に)
迷ったら720p/30fps/2500kbps。安定を優先。重いならビットレートを下げる、余裕があれば1080p/4500kbpsに挑戦。
音と映像の“即戦力プリセット”
音(フィルタ例)
- ノイズ抑制:RNNoise or Speex(軽いほう)
- コンプレッサ:
- しきい値:–18dB前後
- レシオ:3:1
- アタック:6ms / リリース:60ms
- メイクアップゲイン:喋って**–6dB**付近に来るよう微調整
映像
- スケーリング:出力スケーリングを1280×720に固定(最初はこれで十分)
- FPS:30fps
- カメラ:露出オートに任せるより、明るさは照明側で稼ぐほうが綺麗
音ズレ・遅延・カクつきの即対処
- 音が小さい/割れる → マイクの距離を詰める → OBSメーター**–10〜–6dB**に再調整
- 映像がカクつく → ビットレートを下げる(2000〜2500kbps)/720pに落とす
- 音ズレ → 「詳細音声プロパティ」で同期オフセット(±100〜200ms)を微調整
- 回線不安 → 有線LAN/Wi-Fiなら5GHz固定、ルーターを近づける
タイトル・サムネ・公開範囲(最低限)
- 公開範囲:テストは限定公開にしてから本番
- タイトル:誰の何をどうするか(例:
「初心者の配信テスト:OBSでマイク音を整えるまで【720p】」) - サムネ:文字は6語以内、コントラスト強め。なければ静止画でOK
きょうの“始めるだけ”チェックリスト
- USBマイクを挿した/ポップガードを付けた
- 口元15–20cmで試し録り → –10〜–6dBに調整
- OBSを入れて自動設定→720p/30fps/2500kbps
- ソース:カメラ(or画像)/画面キャプチャ/マイクを追加
- YouTube(または配信先)のストリームキーを設定
- 限定公開で30秒テスト → 録画を聞いて音量チェック
ここまでやれば“配信はもうできる”。沼は後でいくらでも掘りなさい。まずは音がクリア+720p、これで十分よ。

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